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CSCI 技術仕様

ユーザー企業/団体向けの仕様

当イニシアチブにご参加いただいたメンバー法人の方には、組織内で PC や量産型サーバーを購入する際、その大半を最新の ENERGY STAR 規格に準拠した製品とすることを約束していただきます。この購買条件を満たしていただく以外にも、メンバーの方には可能な限りコンピューターのパワー・マネジメント機能を利用することを約束していただきます。

法人組織の購買条件を変更し、パワー・マネジメント機能を有効にしていただくことは必ずしも容易ではないため、当イニシアチブでは新規メンバーに対するこれらの条件の適用について 1 年間の猶予期間を設定しています。この期間内に、翌年からの条件遵守に向けた準備を進めておいてください。

以下の表に、当イニシアチブの法人メンバーの方が各年度に購入する全システムのうち、一定の電力効率基準を満たした製品を何パーセント購入していただく必要があるかを示します。

PC の効率基準ごとの最低購入比率
参加から1年間 2010年7月~
2011年6月
2011年7月~
2012年6月
2012年7月~
2013年6月
2013年7月~
2014年6月
2014年7月~
2015年6月
ブロンズ(ENERGY STAR + 電源効率85%) >=50% 100% 100% 100% 100% 100%
シルバー(ENERGY STAR + 電源効率88%) >=80% 100% 100% 100% 100%
ゴールド(ENERGY STAR + 電源効率90%) >=20% >=40% >=60% >=80% 100%
量産型サーバーの効率基準ごとの最低購入比率*
参加から1年間 2010年7月~
2011年6月
2011年7月~
2012年6月
2012年7月~
2013年6月
2013年7月~
2014年6月
2014年7月~
2015年6月
シルバー(電源効率89% + ENERGY STAR Tier 1 適合サーバー) >=10% 100% 100% 100% 100% 100%
ゴールド(電源効率92% + ENERGY STAR Tier 1 適合サーバー) >=20% >=40% >=80%** 100% 100%
(名) プラチナ(化学)(電源効率94% + ENERGY STAR Tier 1 適合サーバー) >=20% >=40% >=80% 100%

*量産型サーバー (1-way、2-way、4-way およびブレードサーバー) の仕様。**ENERGY STAR V2.0 が策定・出版されてから 12 ヶ月の間に買換えサイクルを迎えた場合は100% とする。

※策定・出版について:仕様が策定され、出版されるまでの期間は半年とされています。

例として:2009年12月にメンバーとして参加した場合、参加から 1 年以内に購入する PC に関しては全体の 50% 以上を ENERGY STAR 規格適合製品とする必要があります。2010年12月に 1 年間の猶予期間が終了し、以後は当プログラムの2010年7月~2011年6月期年度の条件に従っていただきます。2011年1月に 1,000 台のデスクトップ PC と 10 台のサーバーを新規購入する場合は、次の条件を満たすようにしてください。

パワー・マネジメントに関する条件

電源効率の仕様以外にも、当イニシアチブではメンバーに対してクライアント PC でスリープモードや休止モードなどの高度なパワー・マネジメント機能をなるべく利用するようにお願いしています。具体的には、モニターとハードディスクを使用しない場合は 15 分で電源がオフになり、システムを使用しない場合は 30 分でスリープモードに移行するように設定していただきます。メンバーには、パワー・マネジメントを社内で広範囲に導入する前に計画と試験的導入を行っていただけるように、1 年間の猶予期間が用意されます。猶予期間の終了時には、当イニシアチブが定めるパワー・マネジメントの条件に完全に従ってください。

コンピューター/サーバーメーカー向けの仕様

クライメート・セイバーズ コンピューティング・イニシアチブの条件を満たすには、すべての デスクトップPC、ノートブック PC、ワークステーションが最低でも現在有効な ENERGY STAR 規格に適合していなければなりません。ブロンズ、シルバー、ゴールドレベルのシステムには、以下に示すように電源 (PSU) 効率に関してさらに高い基準を満たす必要があります。

多出力電源搭載システムについてクライメート・セイバーズ コンピューティング・イニシアチブが定める条件 (一般的なデスクトップ PC、シンクライアント、ワークステーションがこれに該当します):
  1. クライメート・セイバーズ コンピューティング ブロンズ: 現在有効な ENERGY STAR 規格に適合し、なおかつ電源の定格出力の 50% 時に電源効率が 85% 以上であること (また、定格出力の 20% と 100% 時に電源効率が 82% 以上であること)、定格出力の 50% 時の力率が 0.9 以上であることが条件となります。
  2. クライメート・セイバーズ コンピューティング シルバー: 現在有効な ENERGY STAR 規格に適合し、なおかつ電源の定格出力の 50% 時に電源効率が 88% 以上であること (また、定格出力の 20% と 100% 時に電源効率が 85% 以上であること)、定格出力の 50% 時の力率が 0.9 以上であることが条件となります。
  3. クライメート・セイバーズ コンピューティング ゴールド: 現在有効な ENERGY STAR 規格に適合し、なおかつ電源の定格出力の 50% 時に電源効率が 90% 以上であること (また、定格出力の 20% と 100% 時に電源効率が 87% 以上であること)、定格出力の 50% 時の力率が 0.9 以上であることが条件となります。
単一出力電源搭載システムについてクライメート・セイバーズ コンピューティング・イニシアチブが定める条件 (一般的な量産型サーバー、すなわちペデスタル型とラックマウント型の 1-way、2-way、4-way サーバーと最大 4-way のブレードサーバーがこれに該当します):
  1. クライメート・セイバーズ コンピューティング シルバー: 現在有効な ENERGY STAR サーバー規格に適合し、なおかつ CSCI シルバーの条件を満たした電源ユニット (下記「電源ユニットメーカー向けの仕様」を参照) を搭載した量産型サーバーであること。
  2. クライメート・セイバーズ コンピューティング ゴールド: 現在有効な ENERGY STAR サーバー規格に適合し、なおかつ CSCI ゴールドの条件を満たした電源ユニット (下記「電源ユニットメーカー向けの仕様」を参照) を搭載した量産型サーバーであること。
  3. クライメート・セイバーズ コンピューティング プラチナ: 現在有効な ENERGY STAR サーバー規格に適合し、なおかつ CSCI プラチナの条件を満たした電源ユニット (下記「電源ユニットメーカー向けの仕様」を参照) を搭載した量産型サーバーであること。

電源ユニットメーカー向けの仕様

クライメート・セイバーズ コンピューティング・イニシアチブに参加するシステムメーカーの方は、当イニシアチブの定める条件を満たした製品の開発を約束していただいています。現在、クライメート・セイバーズ コンピューティング仕様では以下のシステムがカバーされています。

以下の表に、各種負荷条件での電源ユニット (多出力電源と単一出力電源を含む) の効率レベルと 力率 レベルの条件をまとめます。クライメート・セイバーズ コンピューティング仕様に適合したシステムとするには、この表に示した効率レベルの電源を使用する必要があります。

多出力電源* (現行の条件)
負荷条件 ブロンズ シルバー
2009年7月以降の効率レベル条件
ゴールド
2010年7月以降の効率レベル条件
効率 力率 効率 力率 効率 力率
20% 82% 0.8 85% 0.8 87% 0.8
50% 85% 0.9 88% 0.9 90% 0.9
100% 82% 0.95 85% 0.95 87% 0.95
多出力電源* (過去の条件)
負荷条件 ベース
効率 力率
20% 80%
50% 80%
100% 80% 0.9


*多出力電源とは、デスクトップと冗長構成でないサーバーの電源をいいます。

単一出力電源** (現行の条件)
負荷
条件
シルバー ゴールド プラチナ
効率 力率
(<=1000W)
効率 力率
(<=1000W)
力率 (>1000W) 効率 力率
(<=1000W)
力率
(>1000W)
10% 75% 0.65 80% 0.65 0.65 82% 0.65 0.8
20% 85% 0.8 88% 0.8 0.8 90% 0.8 0.9
50% 89% 0.9 92% 0.9 0.9 94% 0.9 0.9
100% 85% 0.95 88% 0.95 0.95 91% 0.95 0.95
単一出力電源** (過去の条件)
負荷条件 ブロンズ シルバー
効率 力率 効率 力率 (>1000W)
10% 75% 0.8
20% 81% 85% 0.9
50% 85% 89% 0.9
100% 81% 0.9 85% 0.95


**単一出力電源とは、一般に冗長構成の量産型サーバー電源をいいます。(1U/2U の 1-way、2-way、4-way サーバーおよびブレードサーバー)。

内部電源の効率をテストする際の手順については こちら を参照してください。